家電の長期保証は必要?不要?後悔しない選び方ガイド【2025年版】

家電の長期保証は必要?不要?後悔しない選び方ガイド【2025年最新版】

はじめに:その長期保証、本当に必要ですか?

家電量販店で家電を購入する際「保証をつけますか?」と聞かれて、なんとなくで入ってしまった経験はありませんか?

長期保証は“保険”のようなものですが、実はすべての家電に必要というわけではありません。

本記事では、「保証に入るべき家電」と「不要なケース」、そして損しない判断基準をわかりやすく解説します。保証で後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。

長期保証が「必要な家電」とは?

① 高額で修理費が高い家電

次のような製品は、修理費が数万円に及ぶことが多く、長期保証の恩恵が大きいです。

  • 冷蔵庫(コンプレッサー修理:約4万円〜)
  • ドラム式洗濯機(基板・モーター交換:約3〜5万円)
  • エアコン(室外機トラブル:約5万円+設置費)

② 使用頻度が高く長く使う家電

冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど、365日稼働する家電は故障リスクも高く、長期保証との相性が良いです。

長期保証が「不要なケース」もある

① 安価で壊れにくい家電

以下のような家電は、保証料の方が高くつく可能性があります。

  • 炊飯器・トースター・電子レンジ(1〜2万円台のものであれば)
  • 空気清浄機・扇風機(故障率が低い)

長期保証の落とし穴!加入前に確認すべき3つのポイント

① 保証対象外が意外と多い

保証によっては以下のようなトラブルをカバーしていません。

  • リモコン・バッテリーなどの消耗品
  • 落下、水濡れ、ペットによる破損
  • 自然災害(地震・落雷など)

☇必ず対応しているかの確認を

落雷による故障は保証対象外!

意外に多いのが「雷によるテレビ・冷蔵庫の故障」。

長期保証では落雷は対象外であることがほとんどです。

そのため、対策としては以下のような方法があります:

  • 🔌 雷サージ対応の電源タップを使用
  • 🏠 火災保険に「家財の電気的損害補償(雷対応)」を追加する
  • 雷が対応している保証なのかの確認

② 減価償却方式の保証が多い

たとえばノジマやビックカメラでは、年数が経つと保証金額が減額されるケースがあります。

例:6年目以降は「購入金額の50%まで」など

③ 修理までに時間と手間がかかる

保証を使う場合、以下の流れが必要です:

  1. 故障の連絡と診断
  2. 修理依頼(メーカーや協力会社)
  3. 書類送付・保証適用確認
  4. 修理実施・または返金手続き

※「即日交換」ではなく、修理優先が基本となる点に注意しましょう。

価格別|長期保証おすすめ早見表

製品価格長期保証の必要性
〜1万円不要
1〜3万円任意(製品・使用頻度による)
3〜10万円保証検討価値あり
10万円以上保証推奨(冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど)

実例:ノジマの5年保証で本当に得をしたケース

📺 ケース:ノジマで購入した55型テレビ(税込99,800円)

実例:ノジマの5年保証で本当に得をしたケース

📺 ケース:ノジマで購入した55型テレビ(税込99,800円)

項目 内容
商品価格 税込 99,800円
ノジマ5年保証料 4,990円(※購入金額の約5%)
保証1年あたり換算 約998円(4,990円 ÷ 5年)
故障発生時期 購入から約2年半後
故障内容 電源は入るが画面が映らない(パネル基板不良)
修理費(実費見積もり) 約34,000円(出張費+部品代+技術料)
保証適用結果 ノジマの長期保証で全額無償修理
実質得した金額 約29,000円(修理費 − 保証料)

👉 結論:
4,990円の保証料で34,000円分の修理がカバーされ、約29,000円の得になった好例です。

💡 ポイント解説:

  • 購入金額が10万円弱だったため、保証料も比較的安価(約5%)
  • 2年半での基板故障はテレビにありがちなトラブルのひとつ
  • 修理には3万円以上かかる見積もりだったが、保証により自己負担ゼロ
  • 年換算998円の“保険料”で、3万円以上のトラブルに備えられた形

✅ 結論:

このケースでは、わずか4,990円の保証料で34,000円分の修理をカバーできたため、「加入して正解」と言える結果です。

⚠️ 注意点:

  • 故障がなければ、5年保証料は掛け捨てになります
  • 保証を使えるのは、自然故障(製品の不具合)に限られます
  • 落下や雷などの外的要因は、保証対象外になるケースもあるため注意が必要です

体験談:保証に「入ってよかった/損した」声

  • ✅「7年目の冷蔵庫が突然停止。修理費4万円が保証で全額無料になった」
  • ❌「3万円の炊飯器に3,000円の保証をつけたけど、一度も壊れなかった」

結論:長期保証は“なんとなく”ではなく、合理的に判断しよう

長期保証が役立つのは、以下の条件を満たすときです:

  • 修理費が高い(3万円以上)
  • 故障率が高い(冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど)
  • 製品価格が高額(5万円以上)

一方で、自然災害(雷・地震)や消耗品の故障は保証対象外であることが多いため、対応している保証に変える**別途対策(火災保険・雷サージ対応)**も検討すると安心です。

雷での故障は修理することが困難なので雷が怖いのであれば必ず入るようにしましょう

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